アガペの家と有機野菜畑・・・その2
2008年 11月 30日
かまどと干し柿に迎えられ「アガペの家」に足を踏み入れた瞬間に
心が凪ぐのを感じる。
広い畑を前に、ヨガがしたくなり大きく深く呼吸。
みなさんと一緒に野菜たっぷりの昼食をいただく。
ここで作られた野菜の多がは釜ケ崎の炊き出しに使われていると知って
不覚にも、とまどった。
それを見透かされたのか
「そういう人たちにこそ、栄養のある美味しいものを食べてもらいたいから。」
と。
肩書きなど、ここでは何の意味ももたないし
若い人も年を重ねた人もみんな同じように尊ばれている。
誰もが同じように、しっかり働いてしっかり食べる。
「いただきます」という日本語は「命をいただきます」の意味だそう。
食べる人をイメージして愛情を持って育てられた野菜たちは
みずみずしくって土の香りがしてほんのり甘い。
収穫のマネごとをさせてもらった野菜や卵がうちの冷蔵庫を占領中。
「いただきます。」・・・感謝とともに。