「萌」に行く・・・その2
2009年 11月 10日
「3時間しか居られないのに行くのはもったいない。」
という助言と「行ってみたら?」という助言の狭間で
触覚はピクピク、白石島に行く方に反応。
カブトガニ博物館を船窓より見学(^^)しつつ
笠岡港から普通船に乗って30分くらいで白石島に到着。
ひやぁ~、綺麗な海!
船を降りると”ようこそ♪”の空気に包まれる。
勘を信じて来てよかった~。
順子さんを訪ねてビーチに面した「民宿はらだ」へ。
生まれたばかりのお孫ちゃん赤ちゃんとご対面。
もうひとりのお孫ちゃん、さくらちゃんに”おねえちゃん”と呼ばせて(無理あり?!)一緒に遊ぶ。
外国人の訪問が多い島だとか
海上で花火を上げるとか
音楽祭にはモーガンズ・バーやタケQに来てもらったとか
夕陽がとても美しいとか
モウバー(壁が牛柄のバーらしい)というバーがあるとか
順子さんが島の魅力的な話をいっぱい教えてくれた。
島の頂きにある展望台まで歩いて島を探検しよっと!
途中で箱に入ったカリンを見つけて写真を撮ろうとしたら
「こっちにもっといいのがいっぱいあるから持っていきなさい。」
「箱ごと持って行きなさい。」
とおばあちゃん。
そばで農作業をしていたお嫁さんも「どうぞ、どうぞ。」
と勧めてくれた。
カリン・・・いい匂い。
温かい人が住む島の匂い。
皇帝ダリアがひとつ、空に向かって大きな花を付けていた。
凛とした咲っぷりが美しくて見とれてしまう。
展望台から凪いだ海にポカポカと浮かぶ島々や
白石島の集落を望む。
真っ白なニャンコに出会ったり
橙色の夕陽を眺めたり
ほおずきに似た植物をもらったり
ジュースを飲んだりした。
いくつもの家の前に表札のように飾ってある
ハングル風の文字が書かれた札は、厄除け(京都のちまきみたいなものかな)
なのだと教えてもらった。
よそ者を受け入れる懐の深い島。
何もない・・・けれど感じるものがどっさりある。
旅=観光ではないよ。
いいなぁ・・・白石島。
つづく・・・