草間彌生展 「永遠の永遠の永遠」@国立国際美術館

草間”わたし大好き”彌生オブジェに迎えられ美術館に、イン!イン!
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美術館のご挨拶コーナーは撮影可。
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いっぱいある白くて大きな水玉のひとつに、今にも「世界で一番ステキなのは、だ~れ?」
って言い出しそうな草間さんの顔が!!
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白いキャンバスに黒い線で描かれた「愛はとこしえ」シリーズ(2004年~2007年)の中では
チューリップがぐわぁ~んと伸びていて珍しく余白があって
キュートで伸び伸びした印象の「花咲けるニューヨーク」が好きやな。

「赤」は草間さんにとって特別な色なんやろうな。
親に欲した愛、されど受けられなかった愛の象徴なんじゃないか
それやのに「愛はとこしえ」に色を(赤を)使っていないのは「赤」を使わないで
愛を表現しようとしたのではないか、と思ったり。

色彩豊かな「わが永遠の魂」(2009年~ )は、赤と桃色地にセルリアンブルーの水玉とか
配色と色配分が面白いな。
サバーイさんが言った通り、バティックにして身にまとってみたい!!

「星たちの消滅」は、金地に大小の赤と青の水玉と銀地大小の赤と青とオレンジの水玉の対作品。
おおらかで伸び伸びしていて魅力的。

ポートレート、3作。(2011)
銀で描かれた「青春を前にした我が自画像」。
「青春を前に。やのに既に燻し銀?!」とツッコんでみる。

何人かのレディー・ガガファン風ファッションの女性とすれ違った。
草間さんの絵を見に行こうと思う人は好奇心に満ちた人が多いのかも。

幕間のように作品と遊べるコーナー。
「大いなる巨大な南瓜」
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「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」
「花の中では桜が一番好き。」と言うてはったけれど
種苗問屋の旧家で生まれ育った草間さんにとってチューリップは身近な親しみがあるモチーフなのかも。
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参加型の「魂の灯」(撮影不可)では「こんなBarでお酒が飲みたい!」と、はしゃぐ鯖丼mint。
楽しい~♪

どの絵からも、まぶしいほどのエネルギーが零れ落ち、飛び跳ね、縦横無尽に反射している。
タイトルが「私の命の消滅」とか「自分の死のあとも宇宙は何ごともなく進んでいる」といった
「死」を内包した作品もあるのだけれど、それらの作品からも同じように肯定的なエネルギーを感じる。
活動的な気分になって行く。

こんなに絵の力に魅せられたのって初めてかも。
80歳を超えてもどんどんアイディアが沸いてくる草間さんは素敵!天才!魅力的!
自画自賛に偽りなし”!
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動画 Yayoi kusama Eternity of Eternal Eternity →
by mint_jam | 2012-03-07 23:33 | art | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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