坂崎幸之助 「書写真展」 ~プロコル・ハルムが聞こえる~

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坂崎幸之助 「書写真展」 YUME~僕を創った街々@MAG南森町アートギャラリー。

16日、17日はアルフィーの大阪公演があり、お昼間はものすご~くたくさんのファンの方が来られ
コンサートが終わってから坂崎さんも来られたようで
ギャラリーの方に「コンサートは昨日、行かれたのですか?」と訊かれ・・・モゾモゾ。

アルフィーの曲は、ザ・ベストテンで見た「星空のディスタンス」しか知らないけど
坂崎幸之助さんの器用さや交友関係の広さやマニアックさは、いつも注目だぁ。

展示されているのは生まれた町、墨田区をはじめ下北沢などの下町やレコーディングスタジオ、自宅など
坂崎幸之助を育てた風景と、楽屋やステージ、機材、リハーサルなどの風景の写真と書(タイトル)。

「夕方が長かった幼い日」「それでも春はやってくるさ」・・・マンモス公園や桜の写真にも惹かれたけれど
一番はコレ!「プロコル・ハルムが聞こえる」。
ステージに立っている自分を「夢かもしれない」と思っているようにも見えるし
「アルフィー」というバンドにものすごく誇りを持ってステージに立っているようにも見える。

リハーサルをしている時『プロコル・ハルムの「青い影」の出だしが「空っ腹に団子~ ♪」に聞こえる。』
というネタを思い出して楽屋でお団子を食べているんやろうか・・・。
などなど想像膨らむ絵だ。
(^^)
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ファンなら欲しくなりそうな「添寝」。
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坂崎さんの写真は音楽への対し方同様、素直さに満ち溢れている。
自宅の写真は特に。
熱帯魚の写真には「水換えも大事だが練習しろ」。
書棚の写真(フォークギターの弾き方の本もあるやん!)には「教えて欲しい時には素直に聞くことだ」。

坂崎さんって起きている間に出会うすべてが楽しくて仕方がないんじゃないかな。
想像やけど。

+++++
~坂崎幸之助さんのコメント~
13歳の僕に、ミュージシャンという小さな夢が芽生えた。
そして何とあろうことか、その夢が今でも一度も覚めることなく続いている。
今、あの頃の僕に言ってあげたい。
「奇跡は起こるかもよ」ってね。
僕を育ててくれた人達、そして街達に特大の感謝を。
by mint_jam | 2012-06-17 23:31 | art | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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