ベルリン紀行>>7日間パスを買ってくれてありがとう。
2014年 06月 06日
どこにだって すいすいすぅ〜。
そんなわけで最初の朝に7日間パスを買おうとしたんだけど
改札がなくて、駅員さんもいてなくて、切符はどこで買うんやろう?とキョロキョロ。
プラットホームに見つけたまではいいけど、この機械コインか電車用のクレジットカード
(イコカやピタパみたいなカード?)でなきゃ使えないようで、28ユーロもコインはないし
2人して固まっていたら「どうかしましたか?」と優しそうな女性が声が!
事情を話すと自分の電車用のカードで切符を買ってくれて、もうそれで一気にベルリンの印象が
良くなって、「ありがとう!!」って言ってお金を渡したらちょうど彼女が乗る方向の電車が来た。
ホームにいる私たちが見える側の座席に座ったのでもう1度「ありがとう〜。バイバイ〜。」
と手を振ったその時、旅友が大きな声で「カード取り忘れはったみたい!!」
機械に残されたカード。
閉まる扉。
動き出した電車の窓に向かって、旅友が大きくカードを振りかざす。
旅人を気遣ってくれた人が、カードをなくすことになるなんて・・・。
気付いてくれたかなぁ。
気付いて次の駅で折り返して戻って来てくれたらいいけど。
駅員さんもいないし、彼女が戻って来なかったらこのカードどこに持っていったらいいんやろ?
しょんぼり・・・。
祈る気持ちで反対側の電車が入って来るのを見ていると、彼女の姿が!!
「カードを振りかざしてくれてありがとう! 」って笑顔で舞い戻ってきてくれたのでした。
よかったぁ!!
記念に撮らせてもらった写真。
いつしか夜に帰ってくるとホッとするようになった最寄り駅。
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パスの種類は日数や乗れる範囲、美術館などの施設入場割引付きなどいくつもあるので
どれを買うのがお得か迷うね。
職員による切符販売所を見たのは1駅だけで、どの駅にも自動券売機はあるものの
(お札が使える機械はその後、いくつかの駅で見かけた)料金表がないから、
1枚づつ買うとしたら自分が行きたいところまでいくらなのかは旅の最後までわからなかったし
1日に何度も電車に乗ったけれど抜き打ち検札には1度も出会わずでした。