丸々亭おはぎ 「金明竹」@みなとがわ商店街

アニメーションダンサー 蛮-BANG-さんからの依頼で夜市で落語をするおはぎさんを応援するべく湊川商店街へ。
落語は他のパフォーマンスと違って途中からだと話が理解されないのに、商店街の一角で演って、果たして聴いてくださる方がいらっしゃるのかしら。と不安やったけど、ステージ前に設営されているベンチは満席、立ち見の方も熱心に聴いてくださっていて、ホッ!

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演目は「金明竹」。
この話には、じゅげむっぽい、意味がわからない長いセリフがあって、しかもそのセリフの変形(これはもっと意味がわからない)が何度も出て来るのだけれど、おはぎさんは滔々と語っていました。

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こんなセリフが覚えられるってスゴイ!
子ほめならぬ、親ほめ。
(^^)
「わて、中橋の加賀屋佐吉方から参じました。先度、仲買の弥市の取次ぎました道具七品のうち、祐乗、光乗、宗乗三作の三所もの。並びに備前長船の則光、四分一ごしらえ横谷宗岷小柄付きの脇差し、柄前はな、だんなはんが古鉄刀木といやはっとりましたが、やっぱりありゃ埋れ木じゃそうにな、木が違うておりまっさかいなあ、念のため、ちょっとお断り申します。次は、のんこの茶碗、黄檗山金明竹、ずんどうの花いけ、古池や蛙飛び込む水の音と申します。あれは、風羅坊正筆の掛け物で、沢庵、木庵、隠元禅師はりまぜの小屏風、あの屏風はなあ、もし、わての旦那の檀那寺が、兵庫におましてな、この兵庫の坊主の好みまする屏風じゃによって、かようお伝え願います」

by mint_jam | 2014-09-01 23:35 | art | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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