映画「はじまりのうた」@シネリーブル神戸

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気が付けば思い返したり歌を口ずさんだり、1ヶ月が経っても、まだ余韻に浸っている
はじまりのうた」(原題 BIGIN AGAIN)。
こんなファンタスティックな映画を作ってくれてありがとう、ジョン・カーニー監督。

キーラ・ナイトレイ演じるグレタは自分の意思を込めて音楽を作っている。
ミュージシャンとして成功した(売れた)恋人デイブ(アダム・レヴィーン)のアメリカ進出に伴い
イギリスから一緒にニューヨークに来たものの、デイブの浮気を機に破局。
一時は一世を風靡した音楽プロデューサー、ダンがライブハウスで歌うグレダを
見初め(ここ、ダンのプロデューサー魂に火がつくとっても好きなシーン)アルバム制作に
誘う。
互いに失意の中にあるグレダとダンはipodのプレイリストを共有しながら
信頼関係を深めて行く。
お金のない2人はダンの知り合いや家族とニューヨークの街角でライブレコーディングを敢行。
アルバムが出来上がる・・・そして・・・。
そんなお話。

一番惹かれたのは、グレダが自分が作る音楽に信条を持っているところ。
売り出したいがためにファッションやメイクを変えようとされでも頑に拒否をする。
音楽を作ったり演奏したりすることは、自分を生きていることそのものだし
等身大の音楽は等身大の内面から生まれることをわかっているやろうね。
そんなシーンから、kitty時代(80年代前半頃)の中山ラビさんを思い出す。
レコード会社の担当者は、歌は巧いけど服装も化粧も素っ気ないシンガーソングライターの
ラビさんの個性を引き出すという名目で飾り立て演出したけど空回りに終わった。
って逸話をね。
(中山ラビさんは現在も精力的に活動をされています。念のため。)


デイブが売れ線(ノリノリな感じ)アレンジでライブで歌うことを知ったグレダは
まだデイブのことが好きだけどデイブが気に入るように「そのアレンジもいいね。」
なんて言わない。
自作曲のイメージを壊されたことにいらだち「この曲は、そういう曲じゃない!」
と激しく主張する。
そしてグレダの純粋でまっすぐな音楽魂が、修復は難しいと思われた
グレタとデイブの関係も、ダンと彼の家族との関係も、ダンと共同経営者だった社長との
関係も解き放つのだ。
なんて力強くしなやかなベクトルだろう。

いくつものシーンを思い出しながら・・・Lost Stars。


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by mint_jam | 2015-03-24 23:30 | movie | Trackback

フルーツフルな日々


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