鈴木茂とハックルバック with 吉田美奈子@ビルボードライブ大阪

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ハックルバックの演奏をライブで聴ける日が来るなんて。
しかも吉田美奈子さんと共演やなんて。

1975年、24歳でリトルフィート、タワー・オブ・パワー、サンタナ、
スライ&ザ・ファミリーストーンなどのメンバーたちとロサンゼルスで
録音したファーストソロアルバム「BAND WAGON」(名盤です)の
再現ライブには行けなかったけど、今回は大阪公演があって
とても嬉しい。

ドラマーは上原“ユカリ”裕さんと発表されていたのに
ステージにはドラムセットが2つ。
林敏明さんも出演されることになり、亡くなったキーボードの
佐藤博さん以外はオリジナルメンバーが揃って演奏。

茂さんまで1mくらいだよー。
演奏魂がロックだなぁ。
派手な演奏はしないんだけど、ロックオーラを放っていて
ストラトキャスターを弾いている姿がめちゃくちゃチャーミング。
歌モノのギターワークが、アンサンブルとして洗練されていて渋い。

美奈子さんが参加なら、佐藤博さんが作った「朝は君に」と
「レインボー・シー・ライン」を歌ってくれるはず。との思いが届いた。
「中西くんは佐藤くんの完コピ出来るからなぁ。」と嬉しそうな茂さん。
その上、「アップル・ロッカー」まで、ライブ盤「MINAKOⅡ」の
アレンジでファンキーに演奏され、美奈子ファン、泣いて喜ぶの巻。

ハックルバックはバンドとしては長続きしなかったし、解散には
楽しくないこともあったんだろうけど、オリジナルメンバーが
集まって、40年前の曲を現在進行形で演奏しているのを
見せて聴かせてもらえた幸せに酔う。

演奏終了後、音の残照。
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「砂の女」も「100ワットの恋人」などの詩を書いてはる松本隆さんが
来られていた。
開演までの時間を過ごそうと入ったカフェの通りに面した席で
お茶を飲んではる姿を見つけて2度見する。
(^^)

+++++
1975年、鈴木茂の1stアルバム『BAND WAGON』発売に合わせて
結成され刹那ながらも強烈なインパクト残し解散した幻のバンド
“鈴木茂とハックルバック”が今年1年限定、特別編成で復活!
メンバーには鈴木茂のほか、オリジナルメンバーであるベースの
田中章弘、そして キーボーディストには故 佐藤博に代わり中西康晴、
ドラマーには村八分、シュガーベイブなど伝説のバンドで活躍した
上原“ユカリ”裕が参加。

さらには今回70年代から高い音楽性で一線を画してきた孤高の
ヴォーカリスト吉田美 奈子がコーラス&ヴォーカルとして登場。
この豪華メンバーで繰り広げられる幻のセッションを見逃すわけには
いかない。
【メンバー】
鈴木茂(Guitar,Vocals)、田中章弘(Bass)、
中西康晴(Keyboards)、上原“ユカリ”裕 (Drums)、
吉田美奈子(Chorus&Vocals)
by mint_jam | 2016-08-22 23:42 | music | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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