フィリピン紀行>>ノスタルジックな食堂
2017年 04月 24日
明日帰国するから、泣く泣くタクビララン港でセブに帰る切符を買い、港使用税を払う。
出航までにはまだ時間があるから、近くにある高床式の食堂に行ってみる。
お店の中に入ると、がらぁーーーーーん。
閉店時間が過ぎたのか、お客さんの代わりに長く伸びた夕陽がテーブルを席巻している。
ハワイ島やマウイ島にある食堂と重なる風景に埋もれる。
何、一点を見つめてるの?
スマートフォンに国境なし。
21世紀の象徴やぁ。
小学生の頃に高床式住居や正倉院について習ってからずっと、高床式に憧れている。
ずっとずっと前のことやけど、タイの田舎で高床式で過ごす機会をみつけたときの
感動ったら。
港に戻って船に乗る。
来た時より上等な船。
バタバタバタ。
「これ、何? 鶏?」
「そう、けど食べる鶏じゃなく、フィリピン名物・闘鶏の鶏。」
だから一羽づつカゴに入っているのね。
セブシティのおうちに帰ろう。