映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」@シネ・リーブル神戸
2017年 07月 05日
ケープアンに位置する、景色のいい浜辺や景勝地で知られる町でのお話。
景色というか風情というか、とにかくこの町の色彩が、すっごく好み。
もともとは、マット・デイモン主演映画として企画されていた映画だったけど
親友の弟に主演を譲った・・・のだそう。
ケネス・ロナーガン監督says
「 美しさとわびしさを感じる場所だ。おもしろいことに、町自体は裕福な
ボストン人のリゾート地なのだけど、ブルーカラーの人々がボートの
サービスなどで、休暇で訪れる人々をサポートしている。
そして周りには労働者の多い町があり、グロスターという町は
漁業に苦しんでいる。実生活と自然の美しさが混在する町だ。」
ボストンの住宅街で便利屋として生計を立てている、リー・チャンドラー。
彼にまつわるあれこれが、さざなみのように迫ってくる。
胸、痛く・・・切なく・・・けれど、これが人間というのもなのね、と思う。
どーってことない町の、機微。
フツーのアメリカがここにある。
フツーのアメリカが何かは置いておいて。
このブログを見て、見に行こう!!って思ったのでした。
映画:マンチェスター・バイ・ザ・シー
アルビノーニのアダージョ。
めっちゃいい感じの挿入歌になっているね。