北欧紀行・・・その4

ヘルシンキの港からエストニアの首都・タリンまでは
高速船で1時間40分。
出国なのに、パスポートは出さなくていいんや・・・。

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週末のせいか満席だけど、船内はゆったりとして快適。
どんどんヘルシンキが遠くなる。


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タリンの港から旧市街までは歩いて10分くらい。
まずは部屋探し。
元・アパート?みたいな宿の屋根裏に決める。

城壁に囲まれた旧市街には、石畳とドイツが作った古い建物が残っている。
昨年行ったチェコのチェスキークロムロフに似た町並み。
世界遺産になった町は町並みの保存意識が高いなぁ。

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バスで30分くらい行ったところにある民族博物館、「野外ミュージアム」に行ってみる。

統治され自分たちの文化を捨てさせられたエストニアは
ようやく自分たちの文化を復元・保存し始めたばかり。

かやぶきの家や木製の風車が点在する中で
民族衣装を着てフォークダンスを見たり一緒に踊ったり。(^^)

タリン近郊に「歌の原」というところがある。
独立気運が高まる中、エストニア人の5分の1の人(30万人)が集い
ソ連により禁止されていたエストニアの民謡などを歌った場所だそう。

バルト三国は血を流さずに独立したけれど
エストニアは「歌による革命」とも言われてるらしい。

独立記念日のある国は、建国記念日を持つ国より
「自分たちの国なんだ」。って思いが強い気がする。


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エストニアのビール「Saku」。
缶でも十分美味しいけど、レストランで飲んだ黒生は、めっぽう美味しかった~。
by mint_jam | 2008-07-07 00:42 | travel | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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