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Robert Frank: Books and Films, 1947-2017@KIITO(again)

ロバート・フランク:ブックス&フィルムス,1947−2017@キイト
再訪。
こんなにも充実した展示が神戸で、無料で、約1ヶ月も開催されるなんて。
なんと言っても、最も有名かつ、写真の歴史において斬新な写真集「THE AMERICANS」を
特別に際立たせず、映像・写真集・写真、コンタクトシート、その全てに等しく
スポットを当てている展示の手法が素晴らしい。
短時間で、この偉業をなした総合プロデューサーの林寿美さんやスタッフの方には
労いと感謝の気持ちでいっぱい。

手書き書体が、巨匠・ロバートを身近に感じさせてくれる。
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映像を見た後、写真の展示を見ていると、写真集の表紙と展示写真を
多重露出撮影をしたくなる。
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キイト(デザイン・クリエイティブセンター)の最寄りバス停、税関前にて。
洒落たバス停X税関。
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ミント神戸の一角で広報的展示も始まりましたね。
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by mint_jam | 2017-09-06 23:21 | art | Trackback

榎忠展「拡がる彫刻 熱き男たちによるドローイング」@BBプラザ美術館

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拡がる彫刻 熱き男たちによるドローイング、完結は榎忠さんの作品展。
会場に入るまでの通路で点描ドローイングを見ていると榎忠さんが、
そっとそばに来られた。
私は、「あっ!」と小さくつぶやき、軽く会釈をし、会場に踏み入る。

張り詰めた神聖な空気を感じ、息を飲む。
神聖と感じたのは、いったいどうしてなのか。
初めて見る小さな作品ばかりの忠さんの展示。
受付でいただいたレジュメには鉄の庭、盆栽の間と書かれているが
まるで瀬戸内に浮かぶ諸島のよう。
そしてそれらはすべて無人島。

鉄と向き合う真摯な姿勢の忠さん。
作りたいものを作る自由を守るため、アマチュアでい続ける忠さん。
「ボクはね、美術家と呼ばれているけど、プロじゃないからね。」

偶然から生まれる必然の作品。
やりたいことをやるための生活の糧を得る仕事を持ちながら
制作を続けることは、なんて神々しいのだろう。
73歳にして、かもしだす色っぽさ。
世界の中の、日本の立ち位置への憤りが作品にこもっている。

「ボクはね、人間の持つ”悪”を描きたいんです。」
「鉄はね、何億光年前から核としてこの地球に存在している。
それをね、包丁として使うか、戦争の武器として使うかってことやね。」

「(植松奎二さんもJUN TAMBAさんもメイン会場にドローイングを展示してはったけど
忠さんはそうされていないのですね。」
入り口に展示した絵は20年以上前に描いたものだけど、砂鉄みたいやから
今回出してみたの。」
「砂鉄はね、播州の海岸で取ったの。」
「鉄は地球の核やね。」
「ボクの作品は、立体であり平面であり、なのよ。」


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by mint_jam | 2017-09-06 21:04 | art | Trackback

Robert Frank: Books and Films, 1947-2017@KIITO

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「新聞紙に写真を印刷、展終了とともにすべて処分する。」
そう聞いて想像していた紙質は、一般の新聞紙より、やや厚さと重量がある
とは思っていたけど、こんな上等な紙の新聞紙がドイツにはあるの?
終わったら処分するんだからいいでしょ?と自己判断で紙に触れ驚く。
もっとも、この、ロバート・フランク展(世界巡回)を仕切ってるのは
世界一美しい本を作るシュタイデルなのだから、ね。
きっと、世界一厚い新聞紙なんやろうね。

回顧展のごとく、ロバート・フランクの軌跡が散りばめられている。
写真だけでなく出版物やロバートが撮った映像もたっぷり、どっさり。
しかも無料(←ココ強調)やなんて、なんて文化的な企画なのでしょう。

年齢を重ねてもなお、新しい作品を作り続けている=現役でいるところや
人を遠ざけながらも、すべての人を遠ざけているわけではないところや
”芸術”(それは音楽だったり詩だったり写真だったりするんだけど)に対しての
がっかりしているところや、表現に裏打ちされるのは言葉であるところなど、
見進めるに従って、ボブ・ディランと重なる。

今年はドキュメンタリー映画「Don't Blink ロバート・フランクの写した時代」を
見たり、ロバートフランクのドキュメンタリー映画「A WEEKEND WITH MR.FRANK」
を撮った、写真家・日比遊一さんの写真展を見たりと、ロバート・フランク年やな。

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チェックが入ったコンタクトシートを見るのって、見たらあかんもんを見るようで
すっごくドキドキする。
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長編映画も短編ものも、映像もお見逃しないように状態。
これは1日ゆっくり時間を取って、改めて見にこなくては。
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同じ写真でも、展示と写真集では印象が異なる。
写真集を見るのが先か、展示を見るのが先かで同じ写真なのに印象が
異なる。
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光あってこそ、写真。
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by mint_jam | 2017-09-02 23:31 | art | Trackback

北川純さんの冗談アート@フラワーロード

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銅像がTシャツ着てる !
ひとりはビデオ、もうひとりはカメラを持って銅像を撮影。

怪しいとは言わないけど、想像を巡らしても想像がつかず、伺わずには
いられなかった。
「何してはるんですか?」

六甲ミーツ・アートに出品していて、横浜から来ました。
銅像ってすごく汚れているでしょ?
それで日本各地の裸体銅像を掃除して、Tシャツを着せて歩いているんです。
ボランティアみたいなもんです。」

「フラワーロードにはたくさん銅像があるけど、事前に調べて来はったんですか?」
「はい、市役所に問い合わせました。」

北川純さんの作品は、冗談アート、それは現代アートではなく。
現代アートの枠に入れられると居心地が悪いって、めっちゃわかる。
もし話しかけていなかったら、あれは何やったんやろうって、ふつふつしたと思う。
出会いはコミュニケーションから、やね。

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ほんまや、銅像が綺麗になってる。
冗談アートは、表現とボランティアのコラボレーションやー。

+++++
北川純さんのHPより。
私も芸歴が長いのでたくさんの作品を作ってきた。
大抵 “現代アート”というジャンルにカテゴライズされてきたのであるが、
どうにも居心地が悪かった。
なぜなら私の作品はもっと軽薄で、不真面目だからだ。
そんな折、“冗談音楽”という音楽に出会った。
演奏者はスパイク・ジョーンズ(映画監督ではない)という
50年以上前に活躍した米国のミュージシャンで、
日本ではフランキー堺やクレイジーキャッツが真似をしていた、
あのズッコケパロディソングのオンパレードのアレだ。
(若い人は知らないだろうが)
これを聴いた時、私は直感した。
「これだ! 冗談音楽ならぬ、冗談アート!これこそ私のアートだ」と。
by mint_jam | 2017-08-31 19:52 | art | Trackback

怖い絵展@兵庫県立美術館

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うわぁ、めっちゃすごい人。
岩屋から南に向かう人の群れ、怖い絵より怖い人の波。
これほど絵に群がる鑑賞者を見るのは、真珠の耳飾りの少女@フェルメール
来日以来かも。
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人と人をすり抜け、キャプションを読み読み。
絵より解説を読みに来たみたいになって、半分くらいのとこで読むのをやめた。
吉田羊さん語りの音声ガイドを借りたらよかった。

注視したのはロンドン・ナショナルギャラリーから初来日した
レディ・ジェーン・グレイの処刑。
2.5mX3mだって。
大きい!!
白いドレスに目隠し、美しい髪、そのときを待つ首元。
在位9日で廃位、斬首されるための断頭台を手探りで探すジェーン・グレイ。
16歳の少女の罪状は、君主への「反逆罪」。>>ホンマかいな。
美しさと怖さが表裏一体やと感じ、”怖い”の根源を読み解くには、
歴史や美術の知識が必要やね。

出口で販売していたグッズが充実していて、アンコールを見る気分になる。
中野京子さんの「怖い絵」って本のことは知らなくて、”怖い”の
概念が想像とは違っていたけど、興味深い企画やった。

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by mint_jam | 2017-08-27 23:24 | art | Trackback

キュレトリアル・スタディズ12: 泉/Fountain 1917-2017@京都国立近代美術館 

京都国立近代美術館において、1年かけて5期に渡って開催されるデュシャンの”泉”展。
2017年、”泉”100周年を機に企画されたプログラムだって。

第1期は、「マルセル・デュシャン29歳、便器を展覧会に出品する」 
キュレーション: 平芳幸浩
第2期は、「He CHOSE it.」  
キュレーション: 藤本由紀夫
1年同じ展示と思っていたので、藤本さんのを見逃したのは残念やけど
第3期「誰が《泉》を捨てたのか」キュレーション: 河本信治を見に行く。

現代美術に、芸術=アートに大きな石を投げ込んだデュシャンの作品、泉。
オリジナルは既になく、現存している泉はデュシャン認定品(サイン入り)の
複製品。

泉は工業製品の男性小便器にR. Muttとマルセル・デュシャンがサインした”だけ”の
芸術作品。
これが芸術作品か否か・・・。
芸術とはなんぞや。
現代美術は、もっと解放されたらいいのに。
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期によって展示方法が異なるそうで、今期はトイレの個室をイメージしたのだそう。
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帽子掛も芸術、雪かきシャベルも芸術、たぶん芸術、きっと芸術。
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デュシャンとともに、ニューヨークのダダと呼ばれたマンレイ。
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”アンサーソング”のコーナーに展示されていたのは笠原恵実子さんの作品や
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井田照一さん、森村泰昌さんの作品。
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Calo Bookshop & Cafeの店主が作ったR. Muttシールをウチの便器に
貼っている。
無意味な面白さがあるなと思って。

+++++
京都国立近代美術館 4階コレクション・ギャラリー
キュレトリアル・スタディズ12: 泉/Fountain 1917-2017
1917年にマルセル・デュシャンによって「制作」されたレディメイド作品《泉》は、20世紀美術にもっとも影響を与えた作品として知られています。また1960年代のコンセプチュアル・アート以降、デュシャンの《泉》を解釈・解読すること自体が創作行為にもなっています。2017年4月に《泉》が100周年を迎えるにあたって企画されたこのプログラムでは、当館の所蔵作品だけでなく現代の美術家によるデュシャン解読の作例を加え、各回展示替えをしながら本作品の再制作版(1964)を1年間展示するとともに、さまざまなゲストを迎えて《泉》およびデュシャンをめぐるレクチャーシリーズを開催します。
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by mint_jam | 2017-08-25 20:50 | art | Trackback

JUN TAMBA展「拡がる彫刻 熱き男たちによるドローイング」@BBプラザ美術館

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たくさんの情報、手放せない欲求、それらを削ぎ落としたような展示。
彫刻のためのドローイングが漢字の「美」に見える。

「この赤い色は曲げるために加えた熱によって現れたもので
意図したものではないのです。」
「今日はボクがいるから触ってもいいですよ。」
「彫刻は触りたくなるものです。」
「鉄は凶暴にもなるし、優しくもなる。」
JUNさんが話しかけてくださった言葉を反芻する。

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触れてみる。
柔らかい曲線に体温が響く。
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前後左右、表から見える形と裏を覗いたときに見える形。
印象が異なる。
形あるものすべて、平面にもり立体にもなりうる。
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+++++
KOBECCOより。
行為は形に収斂する JUN TAMBA(彫刻家)
「行為は形に収斂(しゅうれん)する」これは最近私がたどり着いた造形思考を端的に表している言葉である。このことは数年前から着色を始めたことに関係している。これは私にとって大きな変化である。この数年ロシアに行く機会があって野外彫刻を3点ほど作ったが、それには着色を施した。鉄の素材感が薄れて形そのものの持つ意味と空間が現れた。それで鉄という素材の必要は無くなった、というとそうではない。素材感が弱くなったことによって、形そのものへ視線が向かうことになった。つまりすべては形に収斂するのだと理解した。そう考えると作品が色を持つ事も可能となった。とはいえ厳然と鉄はその姿を主張している。そこがいいと思っている。私の作品のその表れとしての曲線は、手の動き、肘のストローク、肩の運び、そしてそれにつれて連動する全身の移動の形なのだと思う。そしてそれらを組み合わせてつなげて立ち上げることをやってきたに過ぎない。私の描く一本の線、一本のカーブが私のこれまでの経験と思考の全てを語っていると考えるようになった。そしてそれは、最終的には、一本の線に還元するのではないかと思ったりもする。鉄という素材に出会い、行為を自覚することから出発し、空間と構成を考え続けてきた私の彫刻がここに来て大きく動き始めた。それだけでなく素材やメディアを変えても表現が可能だと考えは拡がっている。 今やっと私は、行為の呪縛から解放されつつあるのかもしれない。
by mint_jam | 2017-08-23 23:17 | art | Trackback

植松奎二展「拡がる彫刻 熱き男たちによるドローイング」@BBプラザ美術館

重力は時空の幾何学、宙に浮かぶ石=フローティング・ストーン。
彫刻家植松奎二(けいじ)さんによる迫力ある素描が、ぽーん。
重力や磁力をテーマにした作品が、ところ広しと展示されていて
眺めのいい部屋。
平面から立体への変換に留まらず、立体から平面への変換とも言える展示は、
彫刻作家の頭の中を覗くようで面白い。

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「拡がる彫刻 熱き男たちによるドローイング」は、熱き男たちに選ばれた、
植松奎二さん(7月)、JUN TAMBAさん(8月)、榎忠さん(9月)が
彫刻が素描になりえるか、素描が彫刻になりえるかという共通のテーマに
臨む作品展。
缶バッジの共通券を買えば、期間中何度でも見に来られるのだけど
各作家に3種類づつ、9種類のデザインから選べるので愛着が持てて
いいね。
1番選ばれるのはどれやろ?
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8月も見に来よう。
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by mint_jam | 2017-07-27 22:18 | art | Trackback

「写真家Robert Frankの魅力とプロジェクトの現代的意味」@ギャラリー島田

2週間前、台風で延期になった、ギャラリー島田の火曜サロン
「写真家Robert Frankの魅力」を再予約。
ロバートフランクの作品展@kiitoに向けての思いを
総合プロデューサー、インディペンデント・キュレーター・林寿美さんから
伺う。

昨年東京藝術大学の敷地にある美術館 陳列館1階、2階で行われた
Robert Frank: Books and Films, 1947-2016を見た林さんは
この感動を神戸でも、と思われたと言う。
展のタイトルは、Robert Frank: Books and Films, 1947-2017 in Kobe」展。
2017年に撮った写真も展示する意味を込めての2017。

この世界巡回展は、ロバート・フランクの写真集「The Americans」を出版している
STEIDL(シュタイデル)社を立ちあげた、世界で一番美しい本を作る男・
ゲルハルト・シュタイデルさんの企画・指揮による展示と
93歳、今尚現役、ロバート・フランクの最新作が早く見たい。

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ギャラリー島田地下1階では、ミニアチュール神戸展 vol.17 わたしのかふか」
開催中。
元永定正+中辻悦子ご夫妻の愛娘・元永紅子さんのブルー作品。
好みだなぁ。
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偶然現地集合した3人で飲むは、酒肆(しゅし)大関。
ドーハン出勤と思しき男女が会計を終え立ち去った果て。
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とりとめのない、けど、たわいのある話。
有意義というのは大層やけど、こういう時間を大切にしたい。
SNS上のつきあいではなく。
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映画「Don't Blink ロバート・フランクの写した時代」


ドイツの出版社シュタイデルのドキュメンタリー映画「世界一美しい本を作る男」

by mint_jam | 2017-07-25 23:59 | art | Trackback

百窓の半分ージョセフ・コーネルへのオマージュ展@ギャラリーAo

詩人・小野原教子さんと、カフェ・コリノズ店主・池田則子さん主宰の
百窓文庫による、海外も含め50人の作家からのコーネルへのオマージュ箱を
相楽園の北側まで坂を登って見に行く。
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暑さにくじけず、AOに辿り着くと・・・。
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コーネルと言えば草間弥生との交歓と箱というキーワードを思い浮かべるくらいで
どういう人だったのか。どういう作家なのかはずっと知らないままだったけど、
コーネルにとって箱=作品は、草間さんであり、子宮であり、帰る場所=居場所であり、
母親の不変の愛だったんじゃないかしら。
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トンカ書店の頓花さんが、本名で♪
鋭い本への偏愛が痛い。
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乙女なコリノズさんの作品。
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草間ちっくな作品に釘付け。
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今回の展のカタログを、旋風葉という折り方で豆本にした作品。
「誰でも作れますよ。」と促していただいたのにね。
時間があれば作ってみたかったー。
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海外作家の方が点数が多いのは、小野原さんが世界的規模で活動してはるからなんやろうね。
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”あなたの箱をつくりませんか”
”お題はここから、気の向くままに選んでね。”
ここにあるパーツと箱を使って、あなたもコーネルになりましょう♪企画。
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ん、じゃぁ作ってみよっ。
四角の箱と丸い箱、そら丸やろ!と選んだら
「丸い箱を選ばれたのは、あなたが初めてです。」と。
>>(^^;
インスピレーションで選んだタイトルは、brings a massage.

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平松正子による新聞の記事。
箱の中にがらくた同然の収集物を詰め込み、独自の小宇宙を構築した米国の
アーティスト、ジョゼフ・コーネル(1903~72年)。
アカデミックな美術教育によらない自由な創作は、アウトサイダーアートの
先駆けともいわれる。今なお熱狂的なファンを持つコーネルへの
オマージュ展「百窓の半分」が15~23日、神戸市中央区山本通5の
ギャラリーAOで開かれる。
コーネルは米・ニューヨーク近郊でほぼ生涯を過ごし、孤立した環境で
アートを独学。仏文学や音楽、バレエなど多分野の芸術を好み、
前衛的な実験映画も制作した。
今展は、コーネル愛好家の池田則子さんが営むブックカフェ「コリノズ」
(神戸市中央区)と、詩人・小野原教子さんが主宰する古本プロジェクト
「百窓文庫」(同)が共同で企画。
「本」をテーマにした作品を、昨秋から広く国内外にメールで呼び掛けたところ、
日米のほか、英、仏、独、伊、スイス、ベルギー、アルゼンチンなどから50点が
寄せられた。
現代音楽作曲家の塩見允枝子(みえこ)さんや、日本の「具体美術」研究家として
知られるジョン・ヘルド・ジュニアさん(米)、ミュージシャンのモーマスさん(スコットランド)ら、
出品者の顔ぶれも多彩だ。
 作品は読書する女性の写真や雑誌の切り抜き、古本の背表紙などを木箱の中に
貼り合わせ、郷愁あふれる世界を形作っている。
小指の爪ほどの小さな豆本や、コーネルの親友だった美術家・草間彌生(やよい)さんを
思わせる水玉模様の箱もある。
 「何事にもとらわれない自由なコーネルに導かれ、出品者それぞれが創作を
楽しんでくれたみたい。
身近な品を再生させた作品は、これから物づくりを始めようとする人にも、
何かしらのきっかけになるはず」と小野原さん。

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by mint_jam | 2017-07-23 22:17 | art | Trackback

フルーツフルな日々


by mint_jam
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