白雪温酒場

mintが今までに一番感動した居酒屋「白雪温酒場」」の話をsu-yanにしたら
「行きたい~♪」と言うてくれたので、10年ぶりに訪れることに。

どの居酒屋にもない湿度と暗さ加減
メニューがない初めての客への不案内さと
年季の入ったチロリと魚の旨さが記憶の中にあった。

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エレベーターに乗って安治川トンネル(安治川の地下80m)を歩いて抜けて行く。
そう、この店は道中から既に感動があるのだ。
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少しドキドキしながら扉をあける。
カウンターから向かって左手、煮物担当のおかあちゃんの姿も
向かって右手、出汁巻き担当のおとうちゃんの姿もなく
厨房の真ん中に息子さんだけが立っていた。

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店は明るくなっていた(蛍光灯のカバーをはずしただけ>店主:談)けれど
魚(特にナマコ!!)は相変わらず旨かったし
チロリはさらに年季を増していた。

時間(とき)は流れる。
変わるものもあるし変わらないものもある。
by mint_jam | 2009-03-04 23:40 | f&b | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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