白雪温酒場
2009年 03月 04日
「行きたい~♪」と言うてくれたので、10年ぶりに訪れることに。
どの居酒屋にもない湿度と暗さ加減
メニューがない初めての客への不案内さと
年季の入ったチロリと魚の旨さが記憶の中にあった。
エレベーターに乗って安治川トンネル(安治川の地下80m)を歩いて抜けて行く。
そう、この店は道中から既に感動があるのだ。
少しドキドキしながら扉をあける。
カウンターから向かって左手、煮物担当のおかあちゃんの姿も
向かって右手、出汁巻き担当のおとうちゃんの姿もなく
厨房の真ん中に息子さんだけが立っていた。
店は明るくなっていた(蛍光灯のカバーをはずしただけ>店主:談)けれど
魚(特にナマコ!!)は相変わらず旨かったし
チロリはさらに年季を増していた。
時間(とき)は流れる。
変わるものもあるし変わらないものもある。