ビートルズ>>ファブ4が教えてくれること

中学生の時は有名な曲(「Let it be」とか「Love me do」とか)しか知らなかったのだけれど
高校1年生になってビートルズラブ♪な友だちに出会って一気に全アルバムを聴いた。

「編曲」=「バンドの音なんや!」』と思ったし
自分もバンドを演ってみたいと思ったし
ギターを買おう!!と思ったし
コーラスが好き!!と思った。
「ビートルズ」と「ザ・バンド」のサウンドに魅了され
「私はバンドの音がが好きなんや!!」と気付い女子高生は
これから一生、音楽を聴き続けて生きて行く!!と思っていた。

長らくきちんと聴いていなかったビートルズのレコードを久しぶりに聴こう!
セカンドアルバム「WITH THE BEATLES」から聴こう!と思ったきっかけは
片山明さんの「小さな町のライブハウスから」の出版社「万象堂」編集長のコラム「年賀状とビートルズ」。

全オリジナルアルバムを聴いて改めて思ったことは
「ビートルズ」は、最も聴くたびにワクワクする音を残したバンドや。ってこと。
21世紀になった今でもたくさんのことを気づかせてくれるし
計算や分析などしていないはずやのに彼らのルーツのロックンロールのカバーが
「ビートルズの音」になっているのはすごい!!
メンバーの楽器演奏とコーラスワークが「唄」の魅力を前面に押し出していて
これこそポップスの真髄!!
ファーストアルバムもホワイトアルバムもアビーロードも同じ位置にあって
優劣を付けることなんて出来ない。

「WITH THE BEATLES」
それにしても日本盤はツッコミどころ満載。

オリジナルとは別バージョンのジャケット。
オリジナルの方がずっといいのに、なにゆえ東芝EMIはこの写真に差し替えたのか?>>謎。
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歌詞カードには意味のない似顔絵が点在!!
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この時代にありがちな「唄と演奏:ビートルズ」の文字は見あたらない。
メンバーの名前がどこにもない。
で、もって「ステレオ! これがビートルズ vol.2」ってどうなん?(笑)
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リマスターCDはレコードでは聞き取れない音が再現されているらしいけれど
所有欲は沸いてこない。
ビートルズの音はLPレコードからさ再生される音がすべてやと思う。
ビートルズが演っていることのすべてをキャッチするためにも
触覚はいつもピカピカに磨いて感受性豊かでいたい!!
と思ったのでした。
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by mint_jam | 2010-08-14 00:36 | music | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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