マレーシア紀行・・・茶飲み友だちは嫌だよ
2010年 09月 11日
「起きた時が朝」という同じ宿のお2人は昨夜の時点でパス。
鯖丼はまだ眠いよ~状態で、なんとか参加。
朝食を前にして絶好調なのはmintとギラギラ太陽だけか。
廣川さんに先導されてトコトコ。
たどり着いた先はテーブルがあるスペース(店内)を取り囲むようにいくつかの屋台があって
好きなとこで好きなものを注文するフードコートのミニ版。
<鶏丸ごと~のスープ>
板麺(廣川さん)・ミーゴレン(ドン)・海南鶏飯(鯖)・魚丸麺(mint ↓)
板麺はもっちりしていて見た目、きしめん。
めちゃ旨!!
鯖丼のリクエストでバテッィク(ろうけつ染め)センターに行きがてら
廣川さん御用達の市場をぶらついていると
お肉屋のおっちゃんからA顧客?!廣川様に声がかかる。
列が出来ている人気の天ぷら屋さんが試食をさせてくれた。
めちゃ旨!!
<四角豆(うりずん)の天ぷら、ネタ仕込み中>
<市場の中の飲食コーナーも大繁盛>
<買い食い~>
<バティックセンターに併設されている工房>
バティックをゆっくり見たい。という鯖丼と別れ
廣川さんと2人でのジャラン・ジャラン(jalan jalan=お散歩)のはじまり、はじまり~。
中華街にある名店「冠記」で雲呑麺(スープ&ドライ)と水餃子。
めちゃ旨!!
中華街に忽然と現れるヒンドゥー寺院。
何故、中華街にこんなりっぱなヒンドゥー寺院があるのやろ?
大理石の床のひんやり感を求めて日陰を探す。
廣川さんが、今までどうやって、何を思って、ここで暮らしてきたかと
大切にしていること、大切にしてきたことについて話してくれる。
「たぐり寄せる音」について廣川さんに話題をふってみる。
例えばクラプトンのファンになったとして、クラプトンだけで終わる人と
クラプトンの音のルーツを探る人に分かれる。ということについて。
レーベルとかプロデューサーとかバックミュージシャンとか
レコードのクレジットに目を向けて好きな音をたぐり寄せる聞き手と
そんなことに頓着ない聞き手について。
勇造さんの歌詞を引用しながら「豊田勇造の唄」について話す。
mintにはブルーズ精神を理解する回路がないのに
勇造さんというフィルターを通したブルーズは心地よかったりするから不思議。と話す。
~老いてこそロック 老いてこそブルーズ 老いてこそ旅 老いてこそ愛
64歳になっても君は僕を愛してくれるかい 茶飲み友達なんか嫌だよ いつまでも君を抱きしめていたい~
中山 康樹:著 「ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか」 (幻冬舎新書)とリンクする。
還暦を過ぎてもing形でいる勇造さんの名曲(とmintは思っている)「老いてこそロック」の歌詞に出てくる
「茶飲み友だちは嫌だよ」というフレーズについて話す。
「茶飲み友だち」って、どういう関係の友だち?
昔、大恋愛したけど今は気持ちが枯れた友だちのことか?
嫌ということは(お酒を飲む)飲み友だちならいいのか?(^^)
茶飲み友だちのままでは恋は出来ないのか?
話が渦を巻き始めた。
たゆたゆと流れる時間。
上海にありそうな趣たっぷりの「Chinese Old Café」で
~茶飲み友だちは嫌だよ~ と歌いながらアルコールを注文する2人。
mintが飲んだ地ビールの商品名は「Jaz」やった。
マレーシア語の中の英語って日本語の中の英語(カタカナ)に似ていて
発音をそのまま表記するようで
例えば「Train」=「Tren」だから「Jazz」=「Jaz」なのね。