マレーシア紀行・・・肉骨茶(バクテー)研修会
2010年 09月 13日
「起きた時が朝」という同じ宿のお2人もリッツにお泊りのお2人もまだ寝ている朝8時。
~道は憧れのジャマイカへ 道は憧れの聖地クラン(Klnag)へ~と唄いながら
高速道路をスイスイ GO!GO!!
今回の旅のテーマ「肉骨茶研修会」の始まり、始まり~!
9時頃「肉骨茶」発祥の地、クランに到着。
ワンブロックに軒を連ねる肉骨茶屋さん。
車で乗り付ける人にあふれ、ここが「肉骨茶の聖地」であることを実感。
その中でもひときわ大繁盛しているお店へ。
ウーロンorジャスミン・・・中国茶葉を選ぶ。
席の近くにあるやかんから急須にお湯を注ぎ自分で入れる。
お茶の一杯目は捨てる。
肉骨茶を食す前の儀式としてお箸やレンゲをお湯で洗う。
テーブルには肉骨茶、茹でレタス、そして最近人気急上昇というドライ肉骨茶の姿が!
”お約束”の揚げパンもあるぞ!!
レタスのシャキシャキ感がたまりません!!
ご飯に乗っけて。が基本
レタスLOVE♪
肉骨茶のヌーベルバーグ>>辛いぞ!!
ここの肉骨茶のスープは、漢方やキノコなどから出た出汁の旨みがバランスよく馴染んでいて
まろやかでいてコクがある。
絶妙!!
オープン厨房>>食材アレコレ
<「肉骨茶(Bak Kut Teh=バクテー)」とは>
マレーシア、シンガポールの華僑が作り出した漢方と豚バラ肉やホルモンの煮込み土鍋料理。
白菜、エノキ、マッシュルーム、椎茸、湯葉、レタスをトッピング。
好みでチリ醤油を付けて食べる。
地方によって味はさまざま。
肉体労働者向けの朝食。
<肉骨茶 考察あれこれ>
+醤油辛そうに見えるけど、漢方の優しい味。
使っている醤油が日本の(関西の)と違って甘まったりしている感じ。
+スープを継ぎ足しに来てくれるところが日本の鍋料理っぽい
+肉骨茶ばかり食べて肉体労働をしないでいると
~1日1kg、3日で3kg、3kg太って戻らない 人生はワンツーパンチ~ になる
+マレー華僑が考案した中国料理にはない肉骨茶を知った関西人が
マレーでは入れないダイコンを入れて美味しく食していることを鑑みると食文化って面白い
+「肉骨茶の素」は、かなり本場の味を忠実に再現できるけど
クランで食べた肉骨茶のブヒブヒ感は出せそうにない
+マレーシアに住んでいたら家で作るより食べに行く方が安上がりかも?
+朝食と聞いていたけど夜も食べるようだ
+肉骨茶は中華系マレーシア人のソウルフードだ
10万人ものマレーシア華僑が公民権を得ていなくとも
<肉骨茶 おまけ>
廣川さんがブログに載せている肉骨茶の素を使って作る肉骨茶のレシピと食べ方
<マレーシア初日の夜に食べた肉骨茶>
「正宗」とは「本家」とか「元祖」という意味らしい
店員さんの制服、前も後ろも肉骨茶