アイルランド紀行・・・歴史深い小劇場で「リバーダンス」を見る

ギネスビール工場で出会った同室の日本人女性が教えてくれた。
「今、リバーダンスをやっているよ。8時からで一番安い席は25ユーロ(≒2900円)。
劇場まで歩いて行けるし当日券もあるはずよ。」

リバーダンス」はアイルランドのダンスやからいつでも演っていると思っていたら
世界中ツアーに出ているから、たまたまアイルランド公演の時期やねんね。
しかもダブリン公演の日程に当たっているなんて、とってもラッキーなことなんや!!

ワンピースに着替えてお洒落な歩行者天国の一角にある劇場に向かう。
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何組ものストリートミュージシャンや大道芸人を囲む人垣にまぎれていると、ちっともたどりつかない。
(^^;
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140年の歴史ある「ガイエティ・シアター」の前の通りには有名な俳優の手形が!
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チケットを買って中に入ると、うわぁ~!!床も壁も座席も真紅や!!
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クラシカルな緞帳。
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お見合い席(デート席)もあるやん!
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見上げると緑色の天井画とシャンデリア。
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階段を登ると途中に上演までや幕間の休憩に使うカフェがあって
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最上階の席からでもちゃんとステージが見える。
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華美過ぎない神々しさを持ったヨーロッパの小劇場に、うっとり・・・。

長く悲しい時代の中で、この劇場はどれだけたくさんのアイルランド人の心を
明るく華やがせてきたことやろう。

そして公演は、と言うと
これが、めちゃくちゃ楽しいのだ。

脚だけで踊るリバーダンスだけじゃなく
コメディ寸劇や一人で踊る場面があったり、フラメンコやロシアンバレエ、タップにコサックがあったり。
場の展開が速くて照明も衣装も次々と変化していく。
音楽はフィドルやギターの他、縦笛やバグパイプみたいなのやアイルランドの打楽器などで奏でられる
洗練されたアイリッシュケルト。
楽器とタップの音がとっても気持ちよい高揚感をもたらせてくれる。
音の通りといい残響具合といい、素晴らしい劇場やなぁ。
ケルトの妖精伝説や自然信仰、移民の歴史などが感じ取れるパフォーマンスに惹きつけられて息をのむ。

最後は観客全員がスタンディングオベーション!!

悲しい歴史から生まれた「リバーダンス」はショウアップされて
アイルランドの伝統と文化として世界中の人を魅了しているんやなぁ。

彼女に出会っていなければ見に行っていなかった!!
深夜になっても帰って来ないベッドに「ありがとう」のメッセージを置いて、zzz・・・。

「I have no plan」の旅の始まり。


「リバーダンス」→
上半身を動かさず脚だけでタップを刻むアイリッシュ・ダンス。
イギリスの植民地時代、ダンスを楽しんでいることを腰窓から覗くイギリス人に見破られないように
下半身だけを動かしてステップを踏んでいた。
アイルランド人が誇りを忘れずに文化を守ってきたからこそ生まれたパフォーマンス。
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by mint_jam | 2011-09-03 23:40 | travel | Trackback

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