彦六鮨@六甲>>女性が握っても旨いもんは旨い!
2012年 03月 21日
子供の頃からほとんど様変わりしていない阪急らしいたたずまいの阪急六甲駅界隈。
線路脇をちょっこし東に路地を抜けた、え~!こんなとこに~!!
築100年ほどの4軒長屋のひとつに暖簾をかける「彦六鮨」。
「彦」は人の名前から、「六」は六甲からが名前の由来。
まだ生きているmintのおばあちゃんと同い歳かも。
阪神大震災で余儀なくされた修繕は神戸大学の関係者がつつがなくやってくれたそう。
人間も建物も歳を重ねる分、味が出て深みを増すけどメンテは大変。
(^^)
2代目の店主は1代目(お母様)に続き女性。
戦後、仕出し屋さんから始まったお店でお客さんが持ってきてくれるお米が御代代わりやった。と。
歴史、設え、店主自ら活けるお花に情緒があって美味しさを増幅させているんやろうな。
大きなお皿は冠婚葬祭などで出番が多かった仕出し屋時代のもの。
カウンター6席。
薪で炊くご飯はひと粒づつが自立していて美味!
巻き寿司こそ鮨職人の腕の見せ所!
とおっしゃる店主の言葉に誘われて・・・。
注文を受けてから三つ葉を湯がく。という展開。
今はなき喫茶店「カウボーイ」@六甲に通じるものがある。
この2店を訪れたことがある人にだけにしかこのニュアンスはわからへんかも?やけどね。