拾得への道はまだ遠い >>「スパイスチャンバー」→「マルクパージュ」→「そら」
2013年 06月 30日
でもその前に・・・。
レコード販社の営業マンだった頃、関西への転勤を機にカレー(スパイス)の
奥深さに目覚めたという店主が作るのは、ニューヨークチキンカレーとキーマカレーの2つ。
「スパイスチャンバー」@烏丸のチキンカレーは、一皿に1つ分入っているという
玉ねぎの旨味と甘味、とろみが、ルーの主役。
穏やかに複雑に玉ねぎと溶け合っているスパイス。
ご飯の炊き具合(これ、重要)の絶妙さにスプーンが進むね。
ニューヨークってネーミングの由来は謎。
デザートは築100年の町家を改装したケーキ屋さん「マルクパージュ」で。
京都って暖簾率が高いなぁ。
食べたかった濃厚なクリームのシュークリームは売り切れやったので
チーズケーキタルトとアイスコーヒー。
坪庭を眺めながら「そろそろ拾得に向かっているかな。」と昼酒をしている友だちのことを思う。
初めて歩く通りをくねくね。
堀川商店街にある荒物屋さん「倉日用商店」の店先で昔の乳母車(受注生産)を見つける。
夜ご飯はどこで食べよう。
「チタチタ喫茶」でハヤシライスか「ゴン」でエビフライとハンバーグか・・・。
と下立売通を歩いていると「あれ?ケイメイさん?」
リハーサルから本番までの間、ひとりで飲んではるところにお邪魔させてもらう。
勇造バンドでハープ&レインスティックを担当してはるケイメイさんと
差し向かいで飲むのは初めて。
仕事の話や旅の話、あれこれ話がはずみ
「拾得はすぐそばにあるのに、拾得への道はまだ遠い。」状態に。
ケイメイさんはmintと同伴出勤。(笑)
「あっ、まっちゃんや!」
薄明かりの中に友だちの笑顔。
サバーイさんが取ってくれていた席に着く。
開演はもうすぐ。