風の歌を聴け>>古い図書館、猿の檻のある公園、街はいつも同じだった。
2016年 02月 04日
檻の中には揺れないブランコとタイヤ。
主を失くしてもなお、檻とともに残されているこの佇まいの美しさ。
村上春樹さんの「風の歌を聴け」に感化され、打出公園を訪れ「ほんまにあるんや!」
と驚喜したあの日を思い出す。
主のお猿は10年以上前に死んでしまったけれど、金網越しに見える風景、いとをかし。
公園の遊具って彩度が強いのが定番やけど、打出公園の色彩には郷愁を感じる。
こういう色を選んだり、檻を残している芦屋市は偉いぞ。
いいな、打出っ子。