鎌倉紀行>>角打ち”高崎屋本店” DE 憩う

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御成商店街から見える引き戸が、角打ちに思えて
近づいてみると、やはりそうだ。
真昼間だというのに、ダークダックス状態。
角打ちの引き戸は、商店街にある高崎屋本店の勝手口なのね。
歴史、趣、店主の思いを感じる、家族経営の酒屋は
鎌倉の濱田屋の空気と連動。(^^)

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「夜までやっていますからよかったら是非。」と声をかけていただき
夕刻に滑り込む。

どの日本酒にしようかと意気込んでいたら、常連さんに「ここは、ビールが美味しいよ。」
と促され、「とりあえず、ビール。」
で、常連さんは日本酒。(^^;
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「私ね、見合いで稲村からココに嫁いで来たんよ。ほら、ここ。
これ、実家。」
雑誌を見開き、娘時代に過ごした町を自慢してくださる。
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常連さんが持ち込んだソーセージの缶詰で話題沸騰♪
「鎌倉、どう?」
「行き止まりが多い。
 何にでも”鎌倉”が付いている。
 歴史あるものとして朽ちた感じを残し、変にこ綺麗にしていない。
 どこにいても江ノ電の遮断機の音が聞こえる。
 媚もしないし、無視もしない、地の人たちの観光客や新参商売人への
 距離の取り方が絶妙。 」
などなど・・・思いつくままに感想を言うと、
「住んでいたら、気づかないことばっかりな嬉しい感想。」
と居合わせたみなさんに賛同してもらえて、私の方こそ嬉しい。

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「どこに泊まっているの?」
「soba bar」って答えると、「あそこの店主、山形の人でね。うちもお酒卸しているんよ。」と。
「御成通りは、御用邸があったことから、宮家が訪れるたび「おなり〜 おなり〜と」
町中が賑わったことに由来すると教えていただく。

翌朝、シャッターが降りたお店の前で、ワンコと散歩に出てこられたおかあさんに遭遇。
「夜のイメージと違うでしょ?(^^) 鎌倉に来たら寄ってね。」
出会いは、旅の真髄。

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満室で泊まれなかった「ホテル・ニューカマクラ」
レストランがあれば食事をしたかったけど、オンリー・素泊まり。
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by mint_jam | 2017-07-20 23:52 | travel | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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