チリ紀行>>ツアーを申し込む@サン・ペドロ・デ・アタカマア
2017年 11月 07日
世界で一番雨が降らないアタカマ砂漠には、チリで一番古い町、
サン・ペドロ・デ・アタカマ。
最も栄えているのが、宿と土産物屋と旅行代理店とレストランと雑貨屋と
ミニマーケットが軒を連ねているカラコレス通り。
どこに行くにも便利で賑やか。
塩湖と言えばウユニ塩湖@ボリビアが有名だけど、アタカマ砂漠には
世界で2番目に大きなアタカマ塩湖(塩原)や、死海みたいに浮ける塩湖や
間欠泉がある。
世界で一番晴れの日が多くて、肉眼で図鑑そのままの星が見えるし
フラミンゴがいて、インディオが住む村がある。
そんな観光地を訪れるには、ツアーに参加するのが一般的。
カラコレス通りに日本の国旗を掲げている(そんな会社はここだけやった)
ツアーオフィスを見つける。
日本語が通じるといいな。
期待して入ると、日本語どころか英語も話せない。
スタッフは私がスペイン語が理解できないとわかると、向かいのツアーオフィス
(別会社)のスタッフを呼び出して「この人、英語できるから。」(そう言うたはず。笑)と、
私を引き継いだのだ。
この町の商売人は誰も皆、観光客が自分の店で扱っていないものを欲しがっていると、
扱っている店を案内してくれる。
観光収入が大きく、かつ小さな町だから出来ることかもしれないけれど
多くの観光地が真似て欲しいサービスだ。
向かいの旅行会社のスタッフは、観光地の写真を見せながら、
私が高山病になる可能性を予測し、疲れすぎないようになど親身になって、
1日ツアーと半日ツアーを組み分けて4日分の予定を提案してくれた。
写真家でもあるそうで、仕事で媒体用に撮影した写真を見せてくれたよ。
そして、見送ってくれた。
レストランのメニュー看板は手書き。
「もらったけど読めないから売ります。」って、どっかから来た旅人の
露天にあった、宮部みゆきさんの文庫。
1週間近く居たけど、日本語を読めそうな人には出会わなかった。
売れるといいね。
ミニマートの前でたむろしている観光客。
それはコンビニではなく。
高山病対策で意識的にたくさん水を飲むので、6リットル入りの水を買う。
部屋まで持ち帰ったものの、重すぎてペットボトルに移し替えにくいことに気づく。
後悔。