そうだ、京都へ行こう>>勧修寺@小野・・・B面

シャボン玉のような桜。
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勧修寺(かしゅうじ)の庭園は、氷室の池を中心に周囲の山を借景に取り入れた
池泉庭園で、約2万m2もある平安の遺構。
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ところが、庭園を散策しようと歩き始めると、「この先行かれるのはご自由ですが
大いに危険」の看板が!!
さて、どうする?
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自由なら行くでしょう。
平安時代には、毎年1月2日に、この池に張った氷を宮中に献上し
氷の厚さでその年の五穀豊凶を占ったということらしいけど
お正月に「今年は凶作」って言われたら、お百姓さんはやる気失くすんじゃないの?
占いは、当たるも八卦、当たらぬも八卦。
”行く”を選んでよかった。
よい眺め。
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この亀はなんでしょう?
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遂に「きけん」の看板が!!
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JR東海のCM起用記念?!に重要文化財の書院を特別に公開された住職。
写真も撮り放題という太っ腹ぶり。
入母屋、杮(こけら)葺の江戸初期書院造の典型建築。

「上段の間」に造り付けられているのは、勧修寺棚と呼ばれる違い棚。
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床の間には江戸前中期の絵師、土佐光成の筆による「龍田川紅葉図」
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次の間には、宮廷絵所預を務めた土佐光起の筆による「近江八景」
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〜さざれ石の巌となりて苔のむすまで〜
オモイコンダラ、今更ですが、「いわおとなりて」って、岩音鳴りてじゃなかったのね。
ソラシラナンダ。
八千代の感触や、いかに。
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大型観光バスも来ていたけれど、CMに起用されたにしては、観光客密度が
少ないのは、京都市街地から離れているせいか、世界遺産の醍醐寺に行って
時間があれば行こうかくらいの人が多いからか。

山科川添いの桜が、これまた長閑。
いくつもの花が咲き誇る川には橋からでもはっきり見とれるほどの魚がいて、
子供達は大はしゃぎ。
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by mint_jam | 2018-03-29 23:51 | plants | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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