吉井の伸吉つぁん
2007年 07月 02日
勇造さんは実際に自分の身におこったこと、感じたことを歌にしている。
だから歌詞に実在の人物が登場することがあって
ディランや友部正人などミュージシャンの場合はもちろんのこと
ファンやライブハウスのオーナーといった普通の人であっても
本名(ニックネーム)で出てくるのだ。
新譜の中に「吉井の伸吉つぁん」という歌が入っている。
~吉井の伸吉つぁんは今年で七十
初めて吉井でライブをしてくれた人~
吉井伸吉(ヨシイシンキチ)さんだと思っていたら吉井は地名だった。(><)
「伸吉さん」ではなく「伸吉つぁん」なのは
彼がみんなから「伸吉つぁん」と呼ばれているからだそうだ。
勇造さんがステージの上から「今日は伸吉さんが来ています。」と紹介した。
暗がりの中、お客さんが伸吉さんを目で探す。
伸吉さんは地元に尽力を注いでおられる方だそう。
「勲章を貰うより勇造さんの詩になったことの方が嬉しい。」
と言っておられたのが印象的だった。
毎年この時期には京都の拾得で勇造バースディライブがあり
全国からファンがお祝いに駆けつけるのだけれど
今年はCD発売記念も重なり
いつも以上に勇造さんの鼓動が聞こえてくるライブだった。