北欧紀行・・・その2

フィンランドの有名な建築家・アルヴァ・アールトの自邸を訪ねる。

建築家の家って、間取りや使っている素材はもちろん
自分でデザインした家具や照明収納にも
いろんなアイディアが詰まっていて興味深い。

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レンガ(白塗り)造り。
ミニマムな世界を表現したかったのかな。

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リビングには重要なクライアントを招いて商談をしていたらしい。
何段か階段を登ることで仕切られたイメージを持たせている北側の部屋には
図面台が数台。
反対側はダイニング。
食器棚には、奥さんだったアイノがデザインした食器が並ぶ。

イスに座って、リビングの開放感に溢れる窓から庭を眺めると
なんて気持ちがいいのでしょう!
しかも窓には簾が!!
アールトも「内と外」をはっきりさせない日本の建築様式の美しさに
惹かれていたそう。

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2階にある主寝室。
ベッドが2つ。
その前にベンチ。
洋服などを入れる収納や窓に向かって作られた長いテーブルなど
どれもアールトがデザインしたものばかり。
とてもシンプル。


アールトが設計した片流れの屋根が美しい「フィンランディア・ホール」や
設計の仕事をするために作った「アトリエ」にも行ってみる。

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アトリエの庭は、コロシアムのようになっていて
奥の建物の壁に幻燈などを映して、所員たちと見て息抜きをしていたそう。
遊び心があるなぁ。
by mint_jam | 2008-07-05 23:57 | travel | Trackback

フルーツフルな日々。旅人だったり、レコガールだったり、オリーブ少女だったり。 美味しい食べ物と麻薬性の高い音楽にうずもれて、気持ちが動くままに写真を撮っていると幸せです。 日常や日常じゃないどこか。座右の銘は一食入魂。photo&essay:宮本ミント


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